投資で重要なのは『確率は収束する』という考え方
- 投稿日:2019年08月16日
- 最終更新日:2020/03/25
- カテゴリ:税金・取引結果など, ブログ

投資で重要なのは『確率は収束する』という考え方
今回は、投資に関するお話をさせていただきます。私自身、以前、証券会社に勤めていたということもあり、投資に関する話題も少しはブログに入れて行きたいなと思っていました。ただ、書きすぎると胡散臭くなりそうで迷うところではありました。まだまだ、世の中的には、「投資=ギャンブル」のような捉え方をされる方が多いというのが現状だと思います。今回は、投資とギャンブルの違いを含めてお話をさせていただきたいと思います。
ちなみに私の投資経験はこんな感じです
証券会社の営業2年・証券会社で運用担当として5年、その後9年間、仕事の傍ら個人的に株式投資を行っていますが、運用担当者時代も含めてトータル14年間は株式投資でマイナスの年度が一度もありません。最近は、証券会社の時代から行っていた手法が、売買高が多い時に成り立つような手法だったこともあり、ここのところの売買高の減少により株式投資は控えています。株価が高い状態での閑散相場なので、日銀の買い支えが影響しているのかもしれません。
東証一部の1日の平均売買高の推移(単位:株)
2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 |
1,448,018 | 2,072,724 | 1,933,199 | 2,226,308 | 2,213,104 | 2,268,121 | 2,099,680 | 2,135,787 |
2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 |
2,103,641 | 3,447,958 | 2,524,883 | 2,546,271 | 2,427,522 | 1,988,445 | 1,661,989 | 1,377,807 |
投資とギャンブルとの違い
投資とギャンブルとの違いは、データに基づく裏付けがあるかどうかだと思います。データといっても、営業マンが持ってくるような販売用のデータではありません。
個人的には、下記のような購入動機は、すべてギャンブル、又は、ギャンブルに近いと思っています。
・営業マンに勧められた
・今後この業界は有望だ
・自分には、才能がある、この株を買えばあがる!
・投資のことは分からないので運用は、プロ(投資信託)にまかせる
確率を把握することが重要
データに基づく裏付けとは、具体的には、投資手法ごとの確率です。株式投資を行う場合、そもそも何らかの購入動機があると思います。そして、購入後、「利益がでたのか?」「損をしたのか?」を、後々、検証する必要があると思っています。そうすることで投資手法ごとの確率を把握することができます。本来は、購入前に、分析できる方が良いので、確率を把握しやすい投資手法を選択した方が良いと思います。例えば、一例をあげると、下記のような手法です。
確率を把握すれば自ずと分散投資になる
たとえば、勝率6割以上で過去の損益がトータルプラスの手法であれば、繰り返し行うことで、確率はいずれ収束し利益が残ります。確率100%ということはまずないので、自ずと1回の投資金額は少なくなりますし、回数を重ねる必要があります。

投資を行うにあたって、確率論と確率は収束するという考え方が重要です。
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