アスリート引退後の仕事-1 陸上部(日本選手権上位入賞)女性の場合
- 投稿日:2019年11月15日
- 最終更新日:2019/11/18
- カテゴリ:アスリート引退後の仕事

目次
スポーツ選手の中には、引退後、燃え尽き症候群になってしまわれるような方がおられます。今回は、学生時代や社会人時代にスポーツで輝かしい成績をおさめた人が、現役引退後の現在どのようなモチベーションで仕事に取り組んでいるのかお聞きしました。
アスリート引退後の仕事 陸上部(日本選手権上位入賞)女性
中学、高校、大学と陸上競技部に所属。
中学時代:100mHで全日本中学選手権に出場。JOC100mYHで5位入賞
高校時代:100mH予選敗退、400mH3位入賞、4×400mRで6位入賞
大学時代:大学1年時、日本選手権5位
大学2年時、関東インカレ2位、日本選手権8位
大学3年時、関東インカレ優勝、日本選手権7位
大学4年時、関東インカレ2連覇、日本選手権2位、ロンドン5輪B標準突破
学生歴代3位、日本歴代5位、大阪記録樹立
現役時代の練習内容など
中学校は比較的フリーダムで基礎基本の練習が多かった。
高校では朝08:00ごろから10:00くらいまでの夏は暑くなる前の涼しい時間で集中して行った。筋トレ系、体幹トレーニング系、ウエイトなどに力を入れてる高校で走る練習は少しだけだったが、大会に限りなく近い状態で練習するのでかなり質が高かった。
大学は基本的に1日中練習をしていた。授業も休めるものは休んで練習し、寮生活だった為寮から練習場までの専用のバスがあり、朝早くからギリギリまで練習できる状態だった。門限もあり、アルバイトももちろん禁止で帰省も好きな時できない状態でどっぷり浸かっていた。
スポーツを辞めるきっかけ
実業団で継続する選択肢もあったが、女子陸上部の400mH含めたトラック競技が世界で通用しないことと実業団を引退してからの就職先が保証されていなかった為、新卒で一般企業に入社。
引退後の仕事内容
飲料メーカーに入社し、2年間ルートセール営業を行った。モチベーション高く仕事も楽しくしていたが、陸上に比べて頑張った人が頑張った分だけ結果が出るという環境ではなかった為、将来独立したいと思い、まずは自分の時間をしっかり確保するために転職をした。
転職先は広告代理店だが、仕事内容にこだわりがあったわけではなく、とにかく自分の時間を確保したくて土日休みで残業なしの仕事で拘った。
引退直後の仕事に対するモチベーション
スポーツをしていた頃と比べて
引退後の感想・アドバイス
スポーツをガチで打ち込んできた人は、就職の時にまず継続するか引退するかで迷うと思います。その時に見て欲しいのは、「続けてる人が楽しんでいるか」だと思ってます。会社でも部活でもそうですが、自分が進もうとしている進路にいる人が、自分の将来です。その姿は、自分が求めている最高の姿なのか?ということです。
私はそこで引退をいう決断をし、一般企業に入社しました。そこでぶち当たった壁は、周りの働く人たちとの温度差です。部活をやっていた頃は、強豪校にいると同じ志で目指してる人が多いので切磋琢磨できる環境にあったと思います。
しかし、会社は違います。モチベーションが低い社員もたくさんいます。その中でモチベーションを保つためにやってきたことは、「自分のいる環境を変えること」私は独立している人に、仕事嫌いなひとはいないと思いました。生き生きしているし過去ではなく未来を見てるとすごく感じて、自分もそうなりたいと思ったのが独立したきっかけです。
ぜひ、自分の進む方向の数年先輩を見てください。そして、そうなりたくなければ今進む方向を検討し直してみてください。
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