職員時代と独立後の違い
- 投稿日:2017年08月27日
- 最終更新日:2020/03/25
- カテゴリ:ブログ

基本的に、会計事務所では、事務所に依頼があった仕事を、職員に割り振るような形で進めていきます。なので、多くの仕事をこなせる職員が重宝されます。また、事務所側としても、少ない人数で多くの仕事をこなした方が効率が良いため、職員は常に忙しい状況にあります。こういうことから、どうしても仕事のスピードを意識せざる得ません。
例えば、難しい税務判断があるような場面に直面した場合、書籍などで調べるわけですが、じっくり本を読んで問題の本質を理解するということをしたくても、時間的な理由から、答えを優先しがちになります。
損害賠償などの事例をみると、大手の事務所でも、「どうしてこんなミスを?」というような場合がありますが、こういう所が原因なのかもしれません。
では、独立して経営者になるとどう変わるか?すべてのミスが自分自身に降りかかってくるため、少々時間がかかっても、納得いくまで調べたり、迷うようなことは、念には念をいれて税理士会の相談窓口のようなところで確認するなど、とにかく慎重になります。自分一人で自由に仕事ができるからなのかもしれませんが。
また、仕事を取ってくる苦労もわかるため、顧客満足度も意識するようになります。
自分の体験談がかなり入っていますが・・・。
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