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今回は、株式取引の話題『高速取引業者』について取り上げてみます

株式取引の話題『高速取引業者』について

 

昨年末の日経新聞の記事に、次のような記事がでていました。

 

覗かれる株注文データ 高速取引、個人に先回り     

株の売買注文を出したら、何者かに瞬時に先回りされている――。個人投資家からこんな声が上がるようになったのは、つい最近のことだ。・・・

2019/11/18 日経新聞より

 

今回は、この高速取引の記事について取り上げてみたいと思います。



記事の内容は・・・

 

記事の内容は、簡単に説明すると、個人が注文をだすと、高速取引業者に先回り買いをされてしまうというもの。

 

記事に記載されていた証券会社は、系列の私設市場をもっており、例えば、お客さんから、1000株の成り行き買いの注文を受けたとする。東証では、1000円で売り板が900株、系列の私設市場では、1000円で売り板が100株あったとする。この場合、その証券会社は、まず、私設市場で1000株の成り行き買い注文をだし、100株購入し、次に東証で残りの900株を買う仕組みになっていたとのこと。時間にするとレイコンマの世界である。私設市場の方が、手数料が安い場合は、まず、私設市場に注文を出した方が、お客さんにとっては、手数料面で有利になるのは間違いない。しかし、高速取引業者は、私設市場での注文データをもとに、東証で先回り買いをするような取引を行っていたとのこと。例えば、高速取引業者が、東証で、1000円で900株の売り板を先に購入し、1001円で900株の売り板をだせば、1円サヤを抜くことができるわけである。お客さん側からすると、知らない間に高い値段で買うはめになる。この証券会社では、システム変更を行う予定とのこと。(要約して説明しているため、異なるニュアンスになっている可能性もあり、気になる方は、日経新聞の記事をご確認下さい。)

 

アメリカでは、10年以上前から行われていた!

日経新聞の記事にも記載されていたのだが、実は、このような取引は、アメリカでは10年以上前から行われていた。実話をもとに描かれた「フラッシュボーイズ」というアメリカで話題になった本がある。この本の舞台は、2007年から2009年のアメリカである。ある部分の内容を要約すると次のような感じである。

 

株式の売買を行うには、通常は、証券取引所を経由するのだが、私設市場が開設され、そこでも株式の取引が行われている。私設市場は、その市場に注文をだしてくれる仲介会社(証券会社)に報奨金を支払う。本には、記載はなかったのだが、注文を出すお客さん側にも、手数料が安い等のメリットがあるのだと思う。証券会社は報奨金がもらえることから、株式の注文をまず私設市場にだし、残りの注文を証券取引所にだすような仕組みとなる。時間にするとレイコンマの世界である。取引相手がいないと株式売買は成立しないのだが、高速取引業者は、わざわざ私設市場に報奨金を支払って参加し、細かい注文を大量に出し、流動性を提供する。高速取引業者は、その約定履歴により商いの情報を得て、証券取引所の株式を先回り買いし、利益を得る。お客さん側からすると、知らない間に高い値段で買わされるはめになる。高速取引業者は、レイコンマ世界で、しのぎを削っている。

 

一部、説明のために捕捉している部分があり、本来のニュアンスと異なる可能性があります。詳しくは、「フラッシュボーイズ」をお読みください。株式取引に興味がある人には、面白いと思います。

 

 



東証アローヘッドが導入される以前は、人力でサヤ抜きが行われていた

 

私は、税理士として開業する前に、証券会社で株式ディーラーとして働いていた時期があります。東証の売買システムがアローヘッドというシステムに刷新されたのは、2010年1月からです。それ以前は、東証の処理スピードが遅く、高速取引業者のような大量に注文を出す売買手法は、おそらくできなかったのだと思います。私が勤めていた当時、相場が盛り上がった日など東証の処理スピードが追い付かず、東証のシステムがダウンしてしまうようなことが何度かありました。アメリカでは、東証アローヘッドというシステムが導入される数年前から高速取引が処理できるような売買システムが導入されていたようです。

 

東証アローヘッドが導入される2010年1月以前の株式市場は次のような感じでした

一般投資家は、証券会社を経由して注文をだします。証券会社の自己売買部門は、東証に直接注文をだすことができます。なので、証券会社の自己売買部門は、一般投資家よりワンテンポ早く注文を約定させることができました。

 

一般投資家:パソコン ⇒ 証券会社 ⇒ 東証

証券会社:証券会社 ⇒ 東証

 

 

例えば、日経平均先物価格は、日経平均に採用されている225銘柄の指数です。日経平均先物と日経平均先物に採用されている銘柄には相関性があります。そのため、日経平均先物が買われると、日経平均に採用されている銘柄(トヨタ、ユニクロなど)も必然的に買われます。そのことから、日経平均先物が、上昇した瞬間に、日経平均に採用されている現物株をいち早く購入できれば、それだけでサヤを抜くことが可能になります。当時は、高速取引業者などいなかったことから、端末を発注する手作業でのスピード勝負でした。自己売買をメイン業務としていた証券会社などは、人を雇い、人力でこういう取引を繰り返していました。低リスクで、利益がだせる取引でした。ただし、東証が、システムをアローヘッドに刷新した2010年1月以降は、人間のスピードでは全く通用しなくなってしまったことから、おそらく高速取引業者の独壇場になってしまったのだと思われます。

 

今回ご紹介した本「フラッシュボーイズ」によると、アメリカでは、2007年頃には既に高速取引が行われていたとのこと。アメリカでは、レイコンマのスピードを上げるために直線距離で光ケーブルを通す等、莫大な設備投資が行われていたようです。一方、そのころ、私は、株式ディーラーとして証券会社に勤務し、端末で発注する反応スピードをあげるため、ジョギングをしたり、ジムに通ったり、動体視力を高めるパソコンソフトを購入したりと、竹槍戦法に磨きをかけていました。

 

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酒居

一部、私の経験から補足している部分があり、微妙に間違っている部分がある可能性がありますので注意して下さい。

 

あくまでも当記事については参考程度とし、実際の適用にあたっては、顧問税理士に相談されるか、ご自分で判断して下さい。取扱いに関して電話等での無料相談(申告等の依頼予定がある場合は除く。)は行っておりません。有料相談になります。

 

 

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