ブラック企業体験談-106 空港保安検査員勤務時代 2019年(女性:20代の頃)
- 投稿日:2020年05月18日
- カテゴリ:ブラック企業体験談

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新卒で空港で保安検査員をした時の話。入る前に無くなると聞いていた24時間勤務があり、また初任給もネットや求人に記載されているものよりも低く、多くが入社前のオリエンテーションで聞いていたものと違っていた。そんな不信感が募る中研修が終わり現場に入ると、4勤2休4勤1休を繰り返す、始まる時間が毎日違う不規則なシフト体制に多くの新人が体調を崩した。そして、3か月もしないうちに160人いた同期の1/3 が辞めていった。どんどん人が辞めていくので人員が足りなくなり夏になると任意で残業をお願いされるようになった。といっても「変形労働時間制」を採用している会社なのに法的に労働時間が177時間超えないように設定する必要がある労働体制にかかわらず、1ヵ月180時間シフトを作っているので体が本当にきつかった。しかしそれ以上に任意だと言ってるにもかかわらず“新人なんだから断るな“と強要してくる先輩達が嫌だった。
全部の班の先輩がそうではないが、従業員全体の雰囲気が体育会系のノリで仕事仲間というより、部活の先輩、後輩関係に近いところがあった。そのためテキパキ動いていれば基本的にはかわいがってもられたし、普段は楽しく会話できるのだが、その一方でミスや欠勤についてはすごく厳しい目を向けられる。私の班員の先輩数名が特にその気質が強く、どんなに体調が悪くても先輩が休んでないのだから休むなと言われた。私は風邪なのか、この頃から咳が止まらなくなり、月に一回ぐらい休むようになっていた。また9月頃には人が足りないので2連休が無くなり始め、さらに体調を崩していった。それなのに、「お前が休むと他の班に俺らが文句を言われる」や、「私たちは皆勤なのに休むのはおかしい、仮病でしょう」と言われ続けた。他の班の先輩にも「私が入社した時はもっと大変だったのに、これで辛いに?」などと言われ、どんどん精神的にも辛くなり家に着くと自然に涙が零れることが増えてきた。みかねた母に言われ病院に行くと、医師からおそらくストレスで喘息になりかけていると言われ、この時初めて自分の置かれている状況がおかしいことや、体力的にも精神的にも限界に達していると理解し、この会社にいる意味がないと思いと悟った。
ブラック企業の見分け方(転職前に判別可能?)
面接の際やオリエンテーションで会う店長や事務の人達はいい人が多く、雰囲気も優しそうな方が多い。そのため、研修後に現場で働いている人をみるまで会社に対する印象が大分違う。また、シフト制だと一般企業の土日休みの友達とは休みが合わず、疎遠になっていくのでおのずと遊ぶコミュニティが会社の人間が多くなるので、視野がどんどん狭まっていく。そのため、会社のサークル活動が活発すぎるところや、社員の仲のよさを押している会社は危険だと思う。
2019年 空港保安検査員勤務時代 20代頃
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